共働きで参考になるブログとか本とか
主婦系雑誌って以前はあまり読まなかったのだけど ( 主婦じゃないし ) 、 この頃ワーキングマザーを対象とした雑誌がたくさん出ていて、1日のスケジュールとか 参考になるのでよく読んでいる。
自分の息子より、ちょっと年上のお子さんがいる家庭のレポートなんかは特に、 将来こういう物が増えるのか、とかこういう対策がいるのか、 とイメージしやすい。
ちょっと前のワーキングマザーって、 仕事も家事も育児もバリバリこなすような印象だったけど、 この頃は違うんだなとも思う。パパの出没率高いし。
男の人の読む雑誌でこういうものってあるのかな? 家事や育児、自分の時間のとり方など、 とっても参考になるのでぜひ読んでほしいな。
...そうやって情報収集するうちに、参考になるなあって思った人の ブログとか本とかがあったのでメモ。
整理収納アドバイザー Emi さん
最初 Emi さんを知ったのは、雑誌かなんかの特集だったと思う。 それで気になってブログをみたら、 「このひと、わたしと同じことしてる!!!」と。
何というか、物事の優先順位が絶妙な感じで似ているのでとても参考になる。 ちょっとズボラなんだよな。失礼かもしれないけど。 私は「面倒くさくなくするためならどんな面倒なこともする」派なので。
でも、一番好きなところは、
ちゃんと家族みんなの意見をきいてアイデアを出しあい問題解決をする
決めたことも見直して改定する
という思想がみえるところ。
Emi さんのお話には「人ではなく環境をせめる」ってフレーズがよくでてくるのだけど、 『なぜ、夫がきちんと洗濯かごに、洗濯ものを入れないのか』という ( あるある ) 問題に対して、 ただ「ちゃんと入れてよ!」というのではなく、なにがそうさせているのかを考え、 意見をきいて検証して解決策を打ち出している。 これって仕事では普通にやってることなのに、お家ではサボりがちだよな。
それから、一度決めたら絶対変えないのではなく、家族の成長やステージ 心境の変化に合わせて見直していく、変化に対応する、 というのがすごくいいなあって思う。 そしてそのルールは家族みんなで決める。
たとえば子どもが欲しがるキャラものグッズについて、 最初の方の本では下着とお弁当グッズのみ自由にしてる、って書いてあったけど、 新しい本では、平日の服もキャラ物でも OK に改定していたりする。
共働きだと、チームとしての家族運営が重要になってくるけれど、 その上でとても参考になる。
もともと千趣会で商品企画の仕事をされていたそうなので、 その企画会議での経験とかがいかされているのかなあ。本もいっぱいあって、近々新しいのがでるみたい。楽しみ!
- 作者: Emi
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
問題解決のための家族ワークショップの方法、 みたいな本も出して欲しいな!
整理収納アドバイザーでは、梶ヶ谷陽子さんとか本多さおりさんも好き。 梶ヶ谷陽子さんは分類マニアすぎて、我が家には適応できなそうだけど、 私個人はとても好きなので時々著書を眺めてはニヤニヤしてる。
本多さおりさんもちょっと夫婦や子どもがみんなで使う収納としては 使いづらいだろうなあという印象だったけど、 最近お子さんが産まれたようなので、今後の展開に期待。
佐藤 蕗さん
以前息子さんのためにつくった帽子が話題になった佐藤 蕗さん。
こんど、さかなクンさんの講演会に行くので、息子が好きなバショウカジキの帽子をつくりました。相当気に入っているようでずっと被っています。こんなに気に入ってもらえたのは久しぶり。https://t.co/Vw0SW33JzQ pic.twitter.com/AtqUo377vk
— 佐藤蕗 (@fuki_fuki) May 23, 2016
困難を創作にぶつけるという発想の、問題解決型手作りおもちゃをたくさん考案してる。
- 作者: 佐藤蕗
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
子育て中は特に、先に紹介した Emi さんのような正攻法での問題解決が困難な場合は多々あるのだけれど、 そういう場合の対処法の一つとして、とても参考になる。
共働きで毎日頑張っているとどうしても、押してだめなら引くとか、 コケたら寝転べばいいとか、雨が降ったら歌えばいいじゃないとか そういう発想が必要になってくる時がある。
頑張っているのに上手くいかなくて苛立つとき、 これをネタにどんな面白いおもちゃを作ってやろう、いう発想に転換するパワーがあれば 笑顔で切り抜けられそうな気がする。
うちもお風呂のイヤイヤの対策でパンダ風呂つくった。効果絶大。
書籍だと詳しいけど、ホームページでもいろいろおもちゃが公開されている。 ワークショップなんかもやっているみたい!近くに住んでる人が羨ましい!
8/11(木・祝)かおボトルをつくろう!開催|TOPICS一覧|ファブラボ・ベータ・馬車道
マキさん
マキさんの好きなところは、そのバランス感覚。
「丁寧な暮らし」系なんだけど、ワーキングマザーゆえ しっかり優先順位をつけて省くところは省き、それを楽しんでいるところ。 econaseikatsu.hatenadiary.com
「丁寧な暮らし」系の人には「全然丁寧じゃない!」って言われるかもしれないけれど、 何もかも完璧に丁寧じゃないといけないわけではない、というバランスが素敵。
- 作者: マキ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/04/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: マキ
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ただ、お子さんも成長されて、手がかからなくなったら 「かなり丁寧」に移行しそうな感じはするなあ。
あと、ワーキングマザーって楽しいよ、っていう情報を 繰り返し発信されているところがいいな、と思った。
シンプルライフ系のブログはちょくちょく読んでいて、別に目指してないんだけど、 やまぐちせいこ さん とか、ストイックだけどちゃんとトライ & エラーを実践しているところが素敵だなあと思う。
新刊もでるみたい!
- 作者: マキ
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
どれも共働きになって試行錯誤しなければ、知らなかった色んな考え方。 ライフスタイルの変化はやっぱり人の世界を広げる。
共働き人口が増えて、みんながその問題解決策をアウトプットして、 ようやく知の高速道路できはじめたところ。
私も色々アウトプットして、これからの共働き世代がもっと楽しく暮らせるようにしたいな。